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介護老人福祉施設の目的と施設指定基準

介護老人福祉施設の目的と施設指定基準

介護施設のひとつである介護老人福祉施設は、要介護者の中でも特に身体や精神に強い障害があり、在宅介護が困難で常時介護が必要な方を対象としています。よって、自分が自分の意思で介護老人福祉施設を利用しようと申し込むケースは、まずありません。基本的には、子供などの身内が預けるという形で申し込みが行われます。この介護施設の方向性は、可能な限り在宅復帰を目的とし、その為のサービス、支援を行っていくという事になります。一人では食事もできず、用も足せないという状態、あるいは寝たきりという状態から、少しでも歩けるようになり、自分で食事の用意はできなくても、料理を食べる事ができるようになるまで回復させる事を目標に、日々介護を行ってくれる介護施設という事になります。

そんな介護老人福祉施設は、介護保険法によって施設指定基準が定められています。施設指定基準とは、最低これだけの施設は必要だという決まりです。逆に言えば、ここに定められている施設は必ず介護老人福祉施設、すなわち特別養護老人ホームには存在するということです。その施設とは、まず食堂、浴室、洗面設備、便所といった基本的な日常生活エリアです。食事を提供する為の調理室も必要ですし、医療の為の医務室と機能回復訓練室も必要となっています。介護老人福祉施設は、一種のリハビリセンターでもあります。その目的を果たす為の部屋は当然必要という事です。また、居室は一人あたり10.65平方メートル以上が必要とされており、介護施設の中では比較的広い施設となります。